北見市で「普通に死ぬ~いのちの自立~」の上映会が開かれました。
全国重症心身障害児(者)を守る会とは
全国重症心身児(者)を守る会を昭和39年6月に発足し、「最も弱いものをひとりももれなく守る」という基本方針にそって、社会の底辺にあった重症児(者)の福祉を訴え、医療を求め、教育を願って、重い障がいを持つ子どもたちの幸せを願う親としての活動に取り組んできました。こうした真摯な運動は、社会の共感を得、国を動かし、今日の重症児(者)の福祉対策の推進に寄与することになりました。親の意識の啓発と連携を密にするために、47都道府県すべてに支部を置いて施設施策の運動を進め、地域活動を行っています。 北海道重症心身障害児(者)を守る会(通称:北海道守る会)は全国重症心身障害児(者)を守る会を構成する組織(北海道支部)として、平成8年8月に発足しました。現在(平成29年12月)、約1,100名の会員並びに賛助会員、サポーターズメンバーが結集して地域に根ざした活動を進め、道内各地区で行政や、関係機関への働きかけを行っています。
会長のあいさつ
北海道守る会は今年創立20周年を迎えました。平成8年8月全国重症心身障害児(者)を守る会の一支部、一ブロックとして、全道の重症心身障害児・者が其々の生活の場で喜びを持って暮らし続けることができるよう運動を進めています。
この20年は昭和54年の学校教育義務化に伴い、どんなに障害が重くても個々の可能性を引き出す教育を受けることができるようになり、卒後も通所施設、ヘルプサービスや短期入所などの地域資源が整備されつつあります。
しかし、20年前には想定できなかった医療的ケアを要する超重症児者・準超重症児者が増え続け、その対応が喫緊の課題となっています。また、施設・在宅共に本人たちが長生きの時代となり、家族の高齢化もあり、ひとり一人に応じた選択肢の拡大が急がれています。
当会として重症心身障害児・者に関わる福祉制度や各地区の活動内容など可能な限りわかりやすく情報提供をおこない、会員のみなさまを始め、多くの方々に会の活動を理解していただけることを願ってホームページを開設しました。
ご期待に添えない部分もあるかと思いますが、より充実したホームページにしていくために皆さまのご意見ご感想をお待ちしています。
このホームページをご覧になったことをきっかけに、ぜひ守る会運動に参加してみませんか!!
北海道重症心身障害児(者)を守る会
会長 太田 由美子 (平成28年10月24日)