北海道重症心身障害児(者)を守る会


守る会の三原則

1、決して争ってはいけない。争いの中に弱いものの生きる場はない。

1、親個人はいかなる主義主張があっても重症児運動に参加する者は党派を超えること。

1、最も弱いものを一人ももれなく守る。


親の憲章(親の心得)

(生き方)

1、重症児をはじめ、弱い人びとをみんなで守りましょう。

1、限りなき愛をもちつづけ、ともに生きましょう。

1、障害のある子どもをかくすことなく、わずかな成長をもよろこび、親自身の心をみがき、健康で豊かな明るい人生をおくりましょう。


(親のつとめ)

1、親が健康で若いときは、子どもとともに障害を克服し、親子の愛のきずなを深めましょう。

1、わが子の心配だけでなく、病弱や老齢になった親には温かい思いやりをもち、励ましあう親となりましょう。

1、この子の兄弟姉妹には、親がこの子の命を尊しとして育てた生き方を誇りとして生きるようにしましょう


(施設や地域社会とのつながり)

1、施設は子どもの人生を豊かにするために存在するものです。施設の職員や地域社会の人々とは、互いに立場を尊重し手をとり合って子どもを守りましょう。

1、もの言えぬ子どもに代わって、正しい意見の言える親になりましょう。


(親の運動)

1、親もボランティア精神を忘れず、子どもに代わって奉仕する心と行動を起こしましょう。そしてだれでも住みよい社会を作るよう努力しましょう。

1、親の運動に積極的に参加しましょう。親の運動は主義や党派に左右されず、純粋に子どもの生命の尊さを守っていきましょう。